A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

明日からシクロクロスシーズンイン

明日の茨城シクロクロスから2020-2021シクロクロスのシーズンインです。

 

正直、コンディション的にはまだまだ準備不足。
例年なら中国遠征に向けて夏場にしっかりトレーニングするところだけど、今シーズンはなかったし、プライベートでも店のリニューアルオープンもあって、全然トレーニングが足りてない状態です。

走る前からこんな言い訳をしているんだから全然ダメですね。
けど、明日のレースを皮切りに、1戦1戦走りながら調子を上げて行って重要レースできっちり結果を出したいと思います。

 

そして今シーズンもSNEL CYCLOCROSS TEAMで走ります。
「なんで自分の店のチームで走らないの?」っていつも言われるし、今シーズンに関しては独立も有ったので例年以上にいろんな人に言われるんだけど、やっぱりこのチームが好きだし、このチームで走らないと速い自分でいられないと思うんです。

SNEL CYCLOCROSS TEAMはGMの諏訪さんが立ち上げて何年も育ててきたチーム。チームの絆の深いし、皆優秀な人材ばかりなんです。

Jプロツアーを走っている時もそうだったんだけど、やっぱりトップカテゴリーって何かに秀でた人が集まってるんです。そこにいる時はそれが当たり前で気付かないんだけど、やっぱりすごい人たちが多くて、尊敬できる人ばかり。そんなチームで走らせてもらえるのはとても光栄なことです。

そして、このチームで「サポートを受けている選手」でいないと僕の場合、自分にプレッシャーかけて追い込めないんです。
プロではないものの、何かをサプライヤー様から頂いて走る以上は成績を求められます。僕の場合、自分に甘いので、そう言う環境じゃないと自分を追い込めないし、そう言うプレッシャーが好きなんです。
そうじゃないと、Jプロをやめて数年、40歳も過ぎてどんどんフィジカルが落ちていく中で、自分を追い込む理由が見つからないんです。とっくにピークは過ぎてるし。

いい歳して「カテ1レーサー」にすがることしか取り柄のない人間としては、「まだやれることが有るんじゃないか」と手応えを感じられる間は、もうちょっと無理して「選手ごっこ」をしていたいんです。
自分のショップチームのメンバーには色々申し訳ないけど、今シーズンもそんなわがままを許して頂ければと思います。

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