A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

ジャパンカップシクロクロス・エキシビジョンレース

今日は初開催のジャパンカップシクロクロスのエキシビジョンレースに参加させて頂きました。
一応、招待選手です。全力で走ってレースを楽しませて頂きました。
まあ、エキシビジョンですが、自分としては北京のレースで学んだことを少しでも発揮したいし、トップ選手に囲まれながら色々トライしたい。
 
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コースは宇都宮城址をぐるっと囲む1周850mのコース(日曜日のAJOCCレースよりコンパクトなレイアウト)。
芝メインのコースはコンパクトにまとまっていながら、なかなか走り応えのあるコース。ただ、1周2分少々で走ってしまうので、30分間のレースでも目が回りそうな周回数になりそう。
 
で、レーススタート前。
F-1のフォーメーションラップみたいに一人ずつ1周回の顔見せ走行。こう言うの初めてですが、ショーアップされててなかなか良い感じ。レースディレクターの菅田さんのセンスの良さと、宇都宮の暖かいお客さんの声援が相まって、スタート前からレース会場の雰囲気は最高。野辺山やお台場とはまた違った良さです。
 
で、レーススタート。
2列目センターからのスタートだったからあれよあれよと前に上がれて、7番手辺りに付ける。
2周目以降は合田さんが単独で飛び出し、先頭パックは辻選手が先頭。そこから濱選手がコケて、
辻選手、小坂ぴっかり、小坂パパ、マルちゃん、自分の並び。
かなり良い位置で走っているけど、この位置で走っていてもあまり苦しくない。余裕がある。
上手い人の後ろだからと言うのもあるけど、コーナーの突っ込みが格段に良くなってる。この辺は北京のレースで学んだことが活かされてるかな。
 
ついでに言うと、コーナー立ち上がりで踏み込めばマルちゃんの前に出られそうな感じ。
シケインの後の緩い登りの区間は得意みたいで、ここで一気に踏むを前をパスできそうな感じ。
で、トライしてみたらマルちゃんの前に出ちゃった。。。
 
これで気を良くした。
もうペース配分とか考えず、イケるところまでプッシュしてやろうと思う。
 
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この直後に小坂パパをパスして1周だけ2位のポジションで走りました。(撮影:小林 誠一郎様)
 
 
3周目か4周目。
辻選手とピッカリが同時にピットイン。ここでパックの並びが変わり、小坂パパが先頭になって自分がその後ろに続く。そしてシケイン直後の登りでパパのスピードが緩んだので一気に踏んでパックの先頭。2位に出る。
で、そこから1周、そうそうたるメンバーを引き連れて周回して、ピットイン。が、しかしここまでが飛ばし過ぎたらしく、ここで失速。再びピットインしてメインバイクに再度交換して頑張ったが、完全にオールアウトしているらしく、もうペース戻らず。
そこからは苦しさに耐えるだけ。回復を望みながら後ろからドンドン抜かれて反撃できず、10位でフィニッシュ。
 
序盤だけでも良い位置で走れたことは収穫だけど、すぐペースダウンしてしまうなんて、まだまだ全然脚が足りないな。30分なら多少オーバーペースでもどうにかなるかと思ったけど、全然ダメだった。。。
 
まあ、それでもあのメンバーで、あの位置で走るなんて、今までに無かったことだから、チョットした進化を感じています。次はさらに上を目指します。
 
にしても、楽しいレースだった、マジで宇都宮ってすごい街だな。
もしチャンスが有ったら来年もぜひ走りたいです。