A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

7/23MTB全日本選手権の前座アドバンス

723日はMTB全日本選手権でしたが、その前座のアドバンスクラスのレースに出場してきました。
 
結果から言うと、初戦のチャレンジクラスはビギナーズラックで勝ったものの、次はMTB洗礼を受けるような形でリタイアと相成りました。
 
 
会場は前回と同じ富士見パノラマ。
そもそも、今年はそれほど本格参戦と言う感じではないので、あまり遠くのレースへは行けず、富士見パノラマなら出られると言う感じの状況。前回走っているので、細かいレイアウトは変わっても、だいたいのコースの印象は変わらないので、前回より幾分楽。
 
と思っていたが!
当日は雨が降ってかなり厳しい状況。
タイヤはずっとマキシスのIKONを使っており、ドライコンディションではとても良いのですが、ウェットだとけっこうツルツル行く感じ。
実は、ウェットに強いタイヤも持っていたけど、その辺の重要性を認識しておらず、IKONを着けたまま、交換用も持たずに会場に行ってしまった。
タイヤの重要性はシクロクロスMTBも一緒なのに!
 
そんな感じでツルツルさせながら試走。
まあ、あまり下りで無理せず、登りで頑張ればいけそうな感じ。
 
 
いよいよスタート。
お約束のように最後尾付近(正真正銘の最後尾はスドーマン!)からのスタート。
今回は右側にラインを取り、登りをバリバリ踏んで前に上がっていく。
 
途中、コースが狭まり、抜くラインが無かったので、誰も走っていない、コーステープの際の荒れた所に突っ込む。
しかし、ここで自爆落車。
草で見えなかったけど、何かに乗り上げて前輪をツルっと持っていかれた。すぐに立ち上がるがハンドルが曲がってしまったので、直してリスタート。
 
結局、だいぶ後方に沈んでしまい、再度追走開始。
しかし、スタートで前に出られずにポジションを下げてしまったのはかなり痛かった。
 
前回は運よく、スタート直後に独走に持ち込んだから気付かなかったけどMTBのシングルトラックでのパッシングはシクロクロスよりはるかに大変。直線が短いから、一気にダッシュして抜くしかない。
やはり、アドバンスだけ有って、チャレンジのレースより周りも速いから、一人パスするのにも一苦労。
何十人も抜かないといけないから、こんなことを延々と繰り返していたら、1周でかなり脚に来た。


イメージ 1
相変わらず下りが下手なので登り勝負!(写真提供:Sumpu Photo様)


 
それでも1周を終えると何とか10番目くらいまで上がり2周目もまた一人ずつ抜いて行く。
ウェットの下りは抜きに行くほどのペースアップは難しく、やっぱり勝負は登り区間2周目の半分を過ぎるとトップ5くらいに上がり、エイダッシュと言われる坂の登りで折り返してきたトップを視界に捕える。


イメージ 2
下りは遅れない程度に攻めるのが精いっぱい(写真提供:Sumpu Photo様)


この時点で、3(周りからのインフォメーションが間違って無ければ)まで来ていた。
思っていたよりも前との差が開いていたので、急いで追いかけないとと焦りが出たか、
下りに入って滑り易い芝のコーナーで落車
滑ってる時点で、イン側の脚を出していたが、出した脚を地面に着いた状態でズルッと滑って落車してしまい、右足のヒザを捻ってしまう。
 
ロードで打撲とか擦過傷は良くするし、慣れてるけど、捻る怪我はあまり無いんで怖い。
特に、大学生の時に、落車の際にヒザの内側のじん帯を痛めて、1ヶ月ヒザが曲がらなかったことがあり、嫌な予感がよぎる。
 
とりあえず、大事を取ってその場でリタイアし、コースを外れて、坂を下って帰る。
2か月後にはシクロクロスシーズンが始まるし、痛みも有ったので、無理はしない方が良いと判断。
 
けど、かなり悔しいね。
ぶっちゃけ、優勝して昇格する気だったから。。。
 
まあ、そんなに甘くないよって、今回はMTBの洗礼を受けた気分です。
スタート直後から落車し、ウェット路面に苦戦し、やっと前が見えてきてから、致命的な落車。
かなり噛み合わないレースをしてしまいました。
 
正直、シクロクロスシーズンも近いので、このレースが今シーズンの最後になる予定でしたが、本当に悔しいので、出来れば早めにリベンジしたいです。
出られたら、秋の富士見パノラマに出て、きっちりリベンジしたいと思います。