A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

千森杯(Qiansenトロフィー)第一戦フェンタイSTAGE

二年ぶりに出た千森杯の第一戦、フェンタイSTAGEは厳しいレースになりました。

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写真:@abema氏


このレースは開催5回目になるUCI1クラスのシクロクロスレース。
年々ヨーロッパでの知名度も上がり、本格的なシーズンインの前にポイントを少しでも稼ぎたい選手が集まり、ヨーロッパのトップチームからも何人か走りに来ます。

自分が出るのは二年ぶり。
レベルが上がっていると聞いていましたが、周りがどうのと言うより、あまりトレーニングを積めていない状況での出場なので、今の自分の全力を出すのみです。

1戦目のコースは起伏が有るテクニカルコース。
試走では、昨年優勝したスコットチームのスイス人の後ろに付いてみたものの、テクニカルな下りで遅れ、登りでも踏み遅れて、何ともならん状況。
厳しいレースになるなと覚悟して臨みました。

そしてレース当日。
メチャメチャ緊張してご飯もあまり食べられない状況。
緊張には、準備万端で勝ちに行く時の心地良い緊張と、準備不足から来る不安な緊張と有ると思うけど、これは後者の良くない緊張。
レース前の昼食はあまり喉を通りませんでした。

そんな感じですが、準備をしていざスタート。
自分はUCIポイントを持っていないので後方からだったけど、1コーナーで落車が有り、そのイン側に逃げようとしたら、イン側も渋滞。
再スタートしてシングルトラックに入ったらまた落車。
これも脇から抜けようとしたら、他選手に弾かれて、コースアウトして、木に激突。
そこから再スタートしたら、完全に最後尾になっていた。
ここから追い上げていこうと思うが目の前の選手に手が届きそうで届かない。
国内なら、それなりの位置までは踏んでれば自然に上がっていくけど、さすがにそう甘くない。

長い登りで何人か抜いたけど、気を抜くと下りで抜かれる。
やはり周りに比べてテクが無いらしい。

そんなこんなで走っていたが、ラスト3周に入って行こうとしたら80%ルールに引っかかり終了。
47位。
後ろには何人かしか居なかった。

大事なレースでダメダメな走りをしていまい、勝負弱いったら有りゃしないし、情けない。

そして、今日はこれから二戦目。
Yanqing(ヤンキン)STAGE。
このコースは得意なタイプのコースだし、1戦目の悔しさを晴らしたいんで、頑張ります。