A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

千森杯(Qiansenトロフィー)第2戦Yanqing STAGE

二年ぶりに出た千森杯から先日無事に帰国しました。
 
2戦のレポートです。

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写真@abema氏
 
二戦目は万里の長城(の中でも観光客が多いエリア)のふもとの街、延慶区の平坦スピードコースでのレース。
平坦スピードコースは得意だし、2年前は賞金もGETしているコースなので愛称は良い。
苦しい遠征になっているので、ここで挽回したいところ。
 
レース前はしっかり準備して、食事も充分に摂り臨む。
しかし、正直脚が重い。張ってる感じ。気のせいだと自分に言い聞かせる。
 
そしてスタート。
相変わらず最後尾からスタートし、ジャンプアップも出来ないまま、1周目は渋滞する所は渋滞を食らい、縦の集団が伸びるとガンガン踏まされる。
そんな中、1周目の後半に、何人か前が中切れを起こす。
この時点で前の列車に置いていかれたら完走は難しい。
慌てて踏んだが、一人前の選手を抜くのがやっとで、列車から遅れ、後方はバラバラになる。
正直、最初の5分でレースが絶望的な状況になってしまった。本当に情けない。
 
そこから、外人の速い選手を一人見付けて一緒に行こうとしたが、メカトラなのか、やたらとピットに入るので一緒に行くことも叶わず、中盤で80%ルールに引っかかり降ろされた。
やはり今回も後ろには数名しか居なかった。
 
準備不足で臨めば、世界では最下位争いしかさせて貰えない。
反省と悔しさしかない結果になってしまった。
 
そんな中、のこのこ帰ってきた自分に出来ることは、日本でのシーズンインに向けて、日々トレーニングを積んでレベルアップを目指すことだけ。
 
ダメダメな遠征だったけど、中途半端じゃダメだとガツンとやられた感じで、ここまで厳しい現実を突きつけられたら、一から出直すくらいの気持ちで、日々のトレーニングに取り組まないといけないなと気付かされました。
 
ホント、大事なレースであれだけ苦しい想いをするくらいなら、
普段のトレーニングで苦しい想いをする方がずっと良い。
と当たり前のことを再認識したので、普段のトレーニングでガンガン苦しんでみようと思います。