A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

Coupe du Japon富士見パノラマ・秋

昨日はシクロクロスではなく、マウンテンバイクのレースに参戦しました。
富士見パノラマで開催されたCJのアドバンスクラスです。
 
思えば、春先にレーススペックのMTBを手に入れ、これはレースに出ないと勿体ない
とレースの準備を始め、
とりあえず近いから~と春の富士見パノラマでレース出て、チャレンジで優勝し、
やっぱり近いから~全日本選手権の併催のアドバンスクラスに出て落車リタイアし、
なんだかんだ近いから~と今シーズン最後もやっぱり富士見パノラマ。
 
他の会場も行ってみたいがなかなかね。。。
 
今回、直前にちょっと風邪ひいたけど、走れそうなので参戦。
出るからには、狙うのは勝って昇格することのみ!
 
今回はセッティングなぞにもこだわってみて、いつも1.8気圧のタイヤを雨対策として1.4気圧に。
雨対策と言えば、いつもMAXXISIKONを使ってるんだけど、ビーバー辺りのマッドに強いタイヤに履き替えようかと思ったけど、いつもアドバイスをくれる澤〇くんに『富士見は下が硬いから、雨でもIKONで行けますよ』と言われ、いつものIKONで出場。けど、その判断は完全に失敗だった。。。
 
 
レースの方は例のごとく最後尾スタート。
前回のアドバンスのレース、リタイアしたからポイント無いしね。。。
 
ただ、前回ならスタートで60人くらい抜かないといけなかったけど、今回は最後尾の自分でも38人目。前に上がるのはいつもより楽。
 
そしてスタート。
スタートと同時にもがく。
実は、シクロクロスでもスタートが課題だったので、その練習のためにも本当はフルもがきでスタートしたかったけど、体調を考慮して8割くらいで。
それでも5番手くらいに付けてシングルトラックへ。
その後の長い登りで無事に先頭に立つと、そのまま行けるなと思った。
レースが4周あるし、体調も考慮して、ペースで登って行くけど、登りで追いついてくる選手はいなかった。
あとは安全運転で
 
なんて、思った矢先、反対側の長い下りに入ると超失速。
芝は滑るし、他の部分もメチャメチャぬかるんでる。
 
下りに苦戦していると、後ろから45名くらい急接近してきた。
不味いと思ってペースを上げようとしても、全く上がらない。
最後は、得意のはずの登り(リフト下の小さな登り)に入った時にぬかるんでトラクションがかからず苦しんでいる所をパスされた。
 
そんな感じで2周目へ。
まあ、ここからまた登りで頑張れば良いやなんて思っていたけど、下りで休めなかったのか、登りがことのほか苦しい。
そんなこんなしていると、1人登りでさ~っと上がっていってしまった。追いかけたいところだけど、自分は2番手の選手を抜きたいけど、抜きに行くほどの余裕もなく、シングルトラックへ。
シングルトラックの下りを無難にこなし、長い登りで2位の選手を抜いたけど、その後の下りで抜き返された。
そんなこんなで2位から4位くらいをさまよっている間に、1位の選手はかなり先行される。
 
3周目。
2位争いに、けりを付けて1位を追走したいと思ってペースアップ。
単独2位になった。しかし1位の選手は差が詰まったものの、既に射程圏外。
しょうがない、あと1周頑張って、とりあえず2位で昇格を目指そう。
 
そして最終周回。
登りも下りも順調にこなして2位は死守できると思った。
しかし、後ろから日の丸チャージを着た選手がバリバリ上がってきた(あれ、若いクラスのナショナルチャンプかなんかだろうけど誰だったんだろう?)ので、反射的に道を譲ってしまった。
そして、道を開けるためにスローダウンしている間に3位の選手が間近に迫ってきた。慌てて登りを踏み直し、「よし、あとこれを下るだけだ~」と思いながら最後の下りへ。
しかし、下りでミスしたわけでもないのに後ろに貼りつかれ、トラクションの利かない登りで一気にパスされてしまった。
オフロードのスプリントは先行有利だから、何とかもう一度前に出ようとしたが叶わず、ゴール前のスプリントは抜かそうとしてラインを変えたら自転車が跳ねて失速し万事休す。
 
 
悔しい。
こんなに悔しい負け方は滅多にない。
思わずよくないと分かっていてもハンドルを叩いてしまった。
ちなみに、ハンドル叩いた手が1日たってもメチャメチャ痛いので、やっぱりものに当たっちゃいけないんだなと。。。
 
今回のレースは2位以内に入って昇格することしか考えていなかったので、3位じゃ全く意味が無い。
この悔しさは、シクロクロスでリベンジできるように頑張ろう。
 
 
今年のMTBレースはこれでおしまい。
テクニック面でシクロクロスに活きればと思って出てみたMTBレース。
正直、何か得られたか、よく分からないけど、単純にMTBレースも面白かったんで、それで良かったんじゃないかと思う。
来年もアドバンスからのスタートになるけど、実力ないんだから仕方ない。
 
次はさがえでシクロクロスレース。
天候不順が続くけど、極力良いトレーニングを重ねて、良いレースをしたいと思います。