A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

シクロクロスのシケインのトレーニング

先日行ったシクロクロスシケインのトレーニングの動画です。
もっと速い選手もたくさんいるので少々おこがましいと思いますが、良かったら参考にして下さい。





ポイントとしては
シケインの前で余裕をもっと降車の準備をしておく⇒
下が荒れていたり、直前がコーナーだったりする時は別ですが、シケインへの侵入がイージーであれば、早めに降車の体勢を整えて、余裕を持ってシケインに入って行きましょう。この時に、右手はトップチューブを握り、右足はペダルから外して、次の動作にするに移れるようにしておきましょう。

・なるべくシケインの直前まで自転車に乗り続ける⇒
担いで走る距離が長くなると心拍が急上昇するので、出来る限り直前まで自転車に乗れるようにトレーニングしましょう。最初の内は恐怖心も有るので、早めに降りるようにして、自分が狙った所で降車できるようになってきたら、徐々に降りる位置を近づけていくイメージです。

・自転車は丁寧に降ろす⇒
自転車を地面に置く時は丁寧に。雑に置くと自転車が暴れて、乗車までワンテンポ余分にかかってしまうし、雑に置いて拍子でチェーンが落ちたりすることもあるので。

・乗車は勢いを付けて一気に飛び乗る⇒
これも慣れが必要で、練習あるのみなのですが、自転車を地面に置いた後に勢いを付けて一気に飛び乗りましょう。動きを覚えてしまうと案外簡単です。
また、飛び乗る際に上に大きく飛ぶ人もいますが、上ではなく、前方向に飛ぶイメージで、モモの内側をスッとサドルの上にスライドさせながら飛び乗るイメージで。

言葉で説明するとこんな感じでしょうか。
とにかく何度も練習して、感覚を覚えてしまうことが大切です。