A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

湘南シクロクロス開成大会

少し前になりますが、1/13()に湘南シクロクロス開成大会に出場しました。

 

当日は、JCX対象レースの東海シクロクロス愛知牧場と重なって完全に裏番組状態。だけど、最近、湘南シクロクロスとの相性がとことん悪い自分としては、とりあえず鬼の居ぬ間に良い成績を残して流れを変えたいところ。

コースはいつも通りの開成。

温かくて、平坦で、くねくねしてていつもの開成。

 

スタートに立ったのは僅か10名。

最近の湘南の帝王の品ちゃん不在と有って、拓海と二人、SNELコンビでレースを作って行きたい。


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ちょっと人数少なめのスタートライン。だからこそ、序盤から自分の脚を使ってペース上げようと思う(写真:大会公式ページより)

 

そんな感じでスタート。

予定通り、1周目は拓海と二人で先頭に立ってレースを作って行く。

特に引く人もいないから、誰も引かないとユルいレースになりそうだけど、翌週の蔵王に向けてしっかり刺激を入れるために、自分の脚を使ってペースを上げていきたい。

そんな思惑で走っていると、少し後ろが離れて、独りになっていた。
待ってもしょうがないので『出たら行っちゃえ』と単走に持ち込もうとする。
そんな矢先、ペース上げようと攻めすぎて、芝のコーナーで落車。


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少しでも後ろが離れるとそのままアタック。だけど良い所で落車連発(写真:大会公式ページより)



後ろに吸収されて、今度は拓海がプッシュしていく。
すると、拓海と2番手の間にギャップが生まれて、拓海が引き離しにかかる。

イメージ 2
自分が下がると拓海が攻撃。序盤は連携した動きが出来たと思う(写真:大会公式ページより)


と思ったら。

今度は拓海が芝コーナーで落車。。。

 

そんな拓海をかわし、自分が先頭に立ち、後ろが離れ、引き離しにかかったら、僕がコーナーで落車。。。

そんなSNELコンビの攻め気だけが空回りした序盤が終わると、気付いたらアーティファクトの石井選手と自分の先頭二人になっていた。

自分としては、しょうもない所で落車を連発したけど、まだまだ脚を残した状態で二人になったので今日はイケそうな予感!

 

二人パックの石井選手は直線がかなり速いけど、コーナーは苦しんでいるように感じたので、自分が先頭に出た時にコーナー攻めて攻撃してみる。だけど、離れない。手強い。。。

 

逆に石井選手が直線でのペースをどんどん上げていく。

かなりフィジカルだけで押しているように感じたので「その内、脚売り切れてペース落とすだろう」と思って直線では無理に追わずに、テクニカルセクションで差を詰めながらやり過ごす。


イメージ 4
自分はコーナーを攻め、石井選手は直線を攻める(写真:大会公式ページより)

 

しかし、石井選手のペースが目論見と違って全然落ちない。

逆にこっちの脚にダメージ来てしまったようで、少し脚が攣りかけになり、ペースを無理に上げらなくなる。

ラスト2周ぐらいはさらに脚が攣りそうな感じになって来て、やむを得ずペースを5%くらい落とし、これで万事休す。

石井選手との差は挽回不能な所まで広がり、最後の1周は、脚が攣らないように慎重にペースをキープして、3位から追ってくる拓海の猛追をしのいで終了。

 

前回の16人中10位よりは良かったけど、なかなか勝てないもんだな。。。