A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

信州シクロクロス第8戦 富士山

クリスマス3連戦の2戦目は信州シクロクロスの富士山。相変わらず野辺山からウェットばかりだけど、前日の疲れは無いし、むしろ身体がレース強度に慣れてきてるから頑張りたいところ。
コースの方は以前のふもとっぱらから場所こそ変わったものの、富士の裾野の広大な傾斜地を使ったダイナミックなコース。こう言うコース好きです。
路面は雨を含んで超重馬場だけど、芝が剥がれてないので、思っていたよりもドロドロではない。バイク交換無しでも走り切れそうな感じ。こう言う脚にくる設定のコースは気持ちを切らさずに1時間坦々と走ることが大事。逆に少々のミスが有っても1時間トータルで速ければ多少は挽回できるコース。とにかく頑張れば結果が付いてくる感じでしょう。

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写真:信州ふぉとふぉと館
こう言う踏めるコースは好き。もう少しリズムが合えばもっと上に行けたと思う。残念。
 
そんな感じでレーススタート。
1周目、JCXのポイントが少ないことが災いし、中段からのスタートでポジション争いの中からあまり前に上がることが出来ない。しかし、じれったいがここは我慢。最初に言った通り、こう言うコースは1時間キッチリ踏めば自然と前に上がれる。そんなことを考えながらパワーが必要な区間でしっかり踏んで少しずつポジションを上げていく。
 
そんな1周目の後半。何と前輪のタイヤがもげてしまった
まさかまさかの2日連続で1周目からのピットイン。そして、またグチャーっとなってる集団の中ほどへカムバック。
けど、気持ちを切らさずにまたポジションを上げていく。さすがにトップのカズさんはどこに行ったか行方不明だが、ひと桁台の選手は射程圏内。泥濘んだコーナーで2カ所くらいて手こずる場所が有ったけど、逆に登り区間は明らかに周りより踏めてる。
 
そんな中盤戦。やらかしてしまった。
コース最低標高区間の泥の中に石が混じっている区間リアタイヤをパンクさせてしまった。前の選手が見えていたので、空気圧が低いのに、ちょっと強引に突っ込んでしまった。完全に自分のミス。
どうやら、この区間、優勝したカズさんをはじめ、かなりの選手がパンクの餌食になっていたみたいだけど、自分としては本日2度目のピットイン。さすがに2度目は精神的にきついね。
 
そして再びバイク交換。実は、前日に平塚のレースで1台壊しちゃったんだけど、諏訪監督が夜中に頑張って直してくれた。だから今日も何不自由なく2バイクでレースに出られるし、こうやってトラブルがあれば替えのバイクを用意してもらえる。有り難い。
 
2度目のピットイン後も諦めずに踏んでるつもりなんだけど、焦りとか色々有るのだろうか、ちょっとペースが上がらない。こう言うトラブル後は普通にやってるつもりでもペースがどうしても乱されてしまう。
こう言う時に声援を頂けると本当に背中を押してもらえる。いつも応援してもらうのは本当に有り難いし、助かるけど、2回もやらかしてガタガタの時は特に励ましてもらえる。有難う御座いました。
 
そんなこんなで最後までやれるだけやってみたものの、結局、異次元の速さを見せた和さんに最後にラップされて終了。相当低い順位だろうと思っていたら、一応15位でJCX1ポイント頂けました。たった1ポイントだけど、やれるこをやって良かった。
 
 
とは言え、ヤバいんですよ。
何がヤバいかと言うと、このままだとシクロクロス東京でエリート走れないんです。
シーズンインの前から近場のレースを優先したスケジュールを組んでいて、JCXレースはあまり予定に入って無かった。もっと戦略的にポイントを稼ぐべきでしたが、もう後の祭り。とりあえずそう言う細かいことは後回しにして、美味しいほうとうを食べて珍しく渋滞していない中央道をかっ飛ばして帰りました。
 
で、帰った後は昭和記念公園のクリスマスイルミネーションへ。
3連休全部レースなんで早く帰れた時くらいは家族サービスしないと。