A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

中国シクロクロス第8戦・広島森林公園大会(JCX8戦)

今日は広島のシクロクロスレースに出ました。
しかも、まだ広島におります(飛行機の出発が20時。。。)
 
もちろん、シクロクロス東京のエリートの権利を取るためです。
さすがに広島は遠いなと思っていたのですが、LCC春秋航空なら片道5690円。クルマで長野行くのとそんなに変わらないじゃんと言うことでポイント取りにきました。シーズン序盤にあまりレースに出られずにポイント稼げなかったけど、ここで一気にポイントGETしたいところ。
 
とは言え、不安要素満載
LCCだから遅れる可能性あるし、広島空港に10:30に着いて、3km歩いて会場に行って、12:10にスタートしないといけない。いつも試走時間ギリギリに会場到着の自分ですが、このスケジューリングはちょっとスリル満点過ぎる。
おまけにスペアバイク無し。壊したらさようなら。
自分はポイント的に8位以内に入ればお台場のエリート出られるのですが、メカトラが有ったらどうなるか分からない。広島まで出てきてお台場のエリート出られんかったらシャレにならないので、今日の目標は自転車壊さず8以内に入ること。

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LCCだから羽田ではなく成田出発。飛行機からシクロクロス東京の会場が見えた。


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ついでにSNEL上空も通過
 
有力選手は全日本2位の門田選手。あとは自分と同じように関東からポイントを稼ぎに来たPAXの鈴木選手と元Nippoの佐々木選手辺りか。
 
飛行機降りたら小走りを混ぜつつ会場まで歩き、着いたら自転車組み立てて準備してスタートへ。
アップと試走は無し。まあ、しょうがない。



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先に送った自転車は伊藤選手や棟久さんが梱包といてくれてあった。これだけでもかなり時短になって助かりました。しかし、ひとつ自分がやらかして、梱包する前にサドル高を図って無かったから、ポジション出しにひと苦労。。。

 
そんな感じでスタート。
なにせアップも試走も無しなんで、1周目は抑えめで走る。けど、1周目終了時は12人出走の7位くらいまで沈み。さすにがこれはマズいなとペースアップ開始。
自分の警戒していた3選手がパックを組んでいるので追う。
1周ごとに鈴木選手。佐々木選手とパスして、残るは門田選手。あまり差がなかったので、とりあえず追い付くことはできるかと思ったが、差を詰めにかかったら門田選手がペースアップ。序盤は本気じゃなかったのは分かっていたが、いよいよペースを上げ始めた。こちらも全日本選手権2位の選手とマッチレースをするまたとない機会なので必死に追うが、じりじり差が開いていく。3位以下との差もだいぶ開いたので、とりあえずお台場の権利は取れそうだけど、門田選手を追いながら限界まで追い込む。
にしても、脚が寒い。晴れていたから気温が上がるだろうとウォーマーなしで走り出したが風が刺すように冷たくて全然脚温まらず、ウォーマー着けておけば良かったと後悔。まあ、きっと同じことを門田選手も思っていただろう。

結局そのまま2位でレース終了。
まあ、順当ですよね。
 
けど、今日は順当でも大満足。万が一広島まで来てお台場の権利取れなかったらと思うと、不安でしょうがなかったので、とりあえずホッとしました。
 
それにしても、広島のコース。すごく良かったですよ。
関東はスムースな路面が多いけど、重馬場な上に凹凸もあり、縦の加重が上手いかどうかが問われるコースで、脚にもきつくてハードなコースでした。
砂あり、キャンバーあり、ウォッシュボードありで変化に富んでおり、全日本のコースにしても良いくらいのスペックです。
広島はちょっと遠かったけど楽しいコースで良かったです。
 
 
今回のレース。LCCでの弾丸ツアーだったので、事前に伊藤翔吾選手に自転車を送ったり、棟久さんに自転車を会場まで運んでもらったりと、広島方面の知人に多大なる援助を頂き、遠征が出来ました。本当に有難う御座います。
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ヴィクトワール広島な皆さんと楽しくお好み焼きを食べる。本当にお世話になりました。

 
さて、そんな感じで無事にシクロクロス東京のエリートレースに出られるようになったので、引き続きしっかりトレーニングしていきたいと思います。