A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

Raphaスーパークロス野辺山2015(2日目)

51(-4Lap)
いや~、悔しいです。前日が会心の出来だっただけに。今シーズン最も悪い走りをこの大舞台でしでかしてしまいました。
 
前日は限界まで追い込み、身体はボロボロだったけど、宿でマッサージなど回復に努めて、翌日に備える。
まあ、他の選手も状況は一緒でしょう。
 
2日目の朝は朝の冷え込みを避けてゆっくりめに宿を出る。チームの方々は先に行って色々準備して頂き、自分はストレスフリーでレースに臨める。本当に有難う御座います。
 
ちょうどレース会場に着くとカテゴリー3のレースをやっており、昨日3位だった大輝が見事リベンジを果たしていた。さすがだ。
 
自分の方はお昼の試走から始動。
この時は身体の方は普通だと思った。当然、疲れは有るけど、レースになれば身体は動くだろうと。
そして、一番気になったのは前日よりぬかるんだ路面。対策として、ビットリアで一番グリップが良いXLに履き替える。

アスファルトの登りは少々走りが重くなるものの、ゴール前のジグザグ区間などを的確にミスなく走ってスピードアップするために有効だと判断した。
ウェア選択としては、前日より気温が低いのでアンダーウェアも温かめのヒートテックセンサーで。
 
レーススタート。
スタート直後のポジション取りはまずまず。
 
ただ、スタート直後のハイペースが凄くきつい。
あ、気温低かったから身体冷えたかな。温まるまで今の位置をキープして、身体が動くようになったら追い上げよう。
なんて最初は思ったが、周回を重ねるごとに状況は悪くなっていく。
抜かれた選手に付いていこうとするんだけどさらに後ろから来た選手にスルッと間に入られる。
そしてその後ろに付くが、その繰り返し。。。

イメージ 1
チームの人に「前日はオーラが出ていたが、今日は出て無かった」と言われたが、そう言われるとそう見える。本人的にはおニューの靴下で力走中(写真:岡元氏)

 
いよいよ調子が悪いと認めざるを得ない状況。
そして、頑張ってはいるものの成す術なしの状況。
気付けばズブズブと抜かれて51位まで下げ、マイナス4ラップでレース終了。もう言葉が無い。。。
 
下されてレースを見ていると、チームの若手、龍と楓が頑張っていたが、最後の最後、あと少しのところで完走ならず。残念。
 
前日良かっただけに落胆と悔しさが凄い。
外から見ていると、野辺山のゴールシーンって凄い良いな。
最後の完走者までまるで勝者のように出迎えてくれる。こんな素晴らしいレースでショボい走りをしてしまって情けない。

イメージ 2
降ろされた直後。歓声を受けながら走り続ける他の選手が羨ましく、その中にいない自分が情けない(写真:岡元氏)

 
まあ、やってしまったことは仕方がないので、また1週間回復に努めて全日本頑張ります。
マキノから野辺山までの1週間は調子が上がっているのが感じられたので、そこから更にコンディションを上げて、全日本はトップ10目指し、今シーズン最高の走りをします!