A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

最近のお気に入りアイテムその1:ゲージレスボトル

最近、シクロクロスで使っているボトルはファブリックのゲージレスボトル。
何やら面白そうなパーツを作るファブリックの製品だから、ちょっと時代の先端行ってる風でしょ。

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ボトルを外した時のスッキリ感が最大の魅力
 
真面目にこれの紹介をすると、そもそも使った目的はシクロクロスバイクでロード練行く時にボトル欲しいけど、レースのためにゲージを脱着するのが面倒なので導入した感じ。
余談ですが、1年前、山本カズこと山本和弘選手がシクロクロスシーズン中にレースとトレーニングの度にボトルげージを付け外ししているのを見て面倒臭そうだなと思ったものだが、そのカズさんが今やゲージレスボトルのプロモーションをしているのだから、「きっとこの人が一番このアイテム欲しかっただろうな。。。」と感じてしまう。もう1年前に登場していたら良かったねカズさん。。。
 
まあ、そんな感じで導入したんですけど、狙い通り、シクロクロスユーザーにはおすすめなアイテムなんじゃないかと思います。
ボトルをひっかけるためのノブが担いだ時に気になるんじゃないかと心配したけど、案外気にならないモノですね。
その他の強み弱みを箇条書きすると
 
■強み:
・ゲージが無いので、ボトル外した時にフレーム周辺がすっきりする⇒
これがシクロクロスバイクに付ける最大のメリットですね。ボトルゲージ付けたり外したりを繰り返さないで済むので楽ちんです。シクロクロスのレースにおいても、引っかけるノブはあまり気になりません。あと、国内のTTレースは短いのが多くて、走る時はボトル外すことが多いから、TTバイクにも案外おすすめなのではないかと。
・ボトル自体の性能が高い⇒
目立たないけど大事なことです。飲み口大きいので飲み易く、透明で中身が見えるので、使い易い。あと、やや角ばっているので握った時に手にフィットします。ゲージが無いから断面を真ん丸にしなくて良いのね。
 
■弱み:
・手元を見ないとゲージにボトルをセット出来ない⇒
シクロクロス向きと言いつつ、シクロクロスのレース中にやや使い難いだろうなと思うポイントがこれ。普通のボトルゲージに比べてボトルを戻すべき場所が超ピンポイントなので、手元確認しないとボトルを引っかけられないんです。これはシクロクロスに限らずレース中に使うとなると超ウィークポイントですね。
だから、練習でもレースでもボトルを使うロードやMTBよりも、練習中のみボトルを使ってレース中にボトルを使わないシクロクロスやTTのような競技にマッチしていると思います。
・通常のボトル、通常のゲージと共用が出来ない⇒
これも、この構造特有の大きな欠点ですね。何せ、レース中に補給で普通のボトルをもらってもゲージに刺せないんですから。逆に普通のゲージに、このボトルもたぶん刺せないだろうと思います。
 
総評として、やはり普通のボトルとケージの方が汎用性は高いですね。普通に使うなら普通のやつの方が便利。
ただ、自分のように用途と目的がハマった時はかなり便利なアイテムだと思います。特にシクロクロスライダーは試す価値充分だと思います。価格もボトルを引っかけるノブが2セット付いて1800円なら、狭い用途でも投資する価値が充分だと思います。
興味を持ったシクロクロスライダーの皆さん。お試しあれ。