パイオニアのペダリングモニターのマウントをしっかり固定する方法
ただ、
あの純正のマウントだけはいただけない!
粗末なプラスチック製で、一番力のかかる、ネジを受け止めている部分は薄っぺらいプラスチック1枚で形成されていて、ぐいぐいトルクをかけると割れる。
だから、割れるのを恐れてそこそこのトルクで締め付けると、走っている時やボタンを押した時にどんどん下がってくる。
正直、21世紀になってあれほど完成度の低いパーツは見たことないですね。
しかも恐ろしいことにあんなプラスチックのショボいマウントなのに初期型対応のものは8,000円もする。
あんなもん、380円くらいの値打ちしかないですよ。
って言うか、だんだん下がってくる不良品なんてもう無料配布で良いですよ。
(※ちなみに自分は2台目の自転車にも付けるためにこの8,000円のマウントを追加で買いましたよ)
とは言え、散々文句を言ってみたものの、初期型のメーターを使う私としては、この純正のマウントを使いこなすしかない。
なにせ、K-Edgeなどのイケてるマウントを製造しているメーカーは後から出たSGX-CA500に対応したマウントをリリースしているものの、自分の持っている初期型(SGX-CA900)に対応するモデルは作っていない。
だから、何だかんだ言っても、純正マウントと上手く付き合っていかないといけない。
そこで、色々思案した結果、中に樹脂製の両面テープを挟んでみることにしたのですが、これがすこぶる良かったので、同じ悩みを抱えている方にもお役立て頂ければと共有したいと思います。
まず用意するのは、こう言う樹脂製の両面テープ。
これをちょっとだけ(2cm~4cmくらい)カットする。
固定力が弱いものを補強するためなので、丸々1周、両面テープを巻マキしたい気持ちになるけど、径が太くなってマウントを付けられなくなるので、使用する量は意外と少な目です。
そして、このカットした両面テープをどこに貼るか。
見栄えを考えると、マウント側にはみ出さないように貼りたいところですが、樹脂製の両面テープは柔らかくて、マウント側に貼ると取り付け時に剥がれたり、ずれたりする。
だから、先にハンドルに巻いてしまって、その後にマウントを被せるように取り付けるのが正解。
これで完了。
取り付けた感じとしては、かなりしっかり固定できます。
まあ、本来はこんなことしなくてもしっかり固定できるマウントであるべきなのですが(※まだ文句タラタラ)、ここまですれば通常使用ではずれないくらいの固定力が稼げるし、取り外す時も普通にネジを開放して、両面テープをはがすだけ。
マウントの固定に苦労している人はぜひ試してみて下さい。