A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

2016年は教科書通りにトレーニングするぞ:その4『登坂ドリル』

クライマーじゃないし、坂は好きじゃないけど、メニューをしっかり行おうと思うと、やっぱり登りは効果的なトレーニングが出来て便利。
だって、10分のメニューをど平坦でやろうとすると信号無しで7kmくらいのコースが必要になる。そんな場所。東京にはない。
その点、斜度がきつい坂であれば2.5kmくらいで済む。その程度の坂なら、五日市とか奥多摩方面に行けば幾つもある。だから10分のメニューをやろうと思うと自然と登坂になる。
 
そんな感じで最近は五日市の甲武トンネルの東京側の登りでよくドリルをやってます。
 
ここの坂は自分のメーターのデータで距離2.8km。平均斜度6.7%。短いからツールの山岳だとカテゴリー3級くらいでしょうか。
ちなみに、自分が11本必死に登っているスピードより、ツールのグルペットの方が速いだろうと思われます。逆にフルームに甲武トンネル登らせたら何分で登ってしまうのだろうか。恐ろしい。。。
 
登りが好きじゃなければ、タイムを計るのも柄じゃないけど、ここはメニューとしてしっかりデータ見ながら走っていて、いつも10分弱で登るのですが、どこの区間を踏むとタイム伸びるとかペーシングを色々試行錯誤してみるとなかなか楽しいです。
 
ここ2週間で6本登ってみたのですが、ベストの929秒を出した時は前半踏めなかったものの、最後の折り返しを過ぎてからの500mを平均360wで踏み倒したらタイムが伸びました。登坂は最初に踏むよりも後半に上げていく方がタイムが伸びるのかも知れません。
 
因みにこの時は929秒でNP310w。出来れば320wオーバーまで伸ばしたい。なんか目標があると意外と登りも楽しいです。
 
 
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929秒で走った時のパワーデータ。斜度の変化もあるので分かり難いけど、最初控えめに入って、ラスト頑張ったらタイムが伸びた。