A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

JCX戦開幕! 茨城シクロクロス小貝川

昨日はJCX開幕戦でした。

しかし、2週間前のレースに引き続き厳しい現実を突きつけられる結果に終わりました。

 

会場はド平坦の小貝川。わりと相性が良いコースだと思っています。

コンディションの方はと言うと、2週間前の茨城シクロクロスのズタボロの走りからだいぶコンディションを上げてきたとは思いますが、まだまだ理想には程遠い状況。

とは言え、いつもまでも病み上がりとか言い訳していられないので、何とかしたい所。

3連休の3日目で疲労がしっかり取れていて、今のフィットネスレベルなりに万全にしたつもり。

 

当日は早めに着いて珍しく試走はしっかりと。

夏からニューマシンの準備を進めてきたので、メカニカルな部分も万全。

タイヤはやや泥っぽい所もあるけど、ノーマルで充分。ぬかるんで重たい路面な反面、バンピーな部分は無いから空気圧はきもち高めで。

 

そんな感じでレーススタート。

スタートラインにお客さんいっぱいいてテンション上がる。

隣にいるIKEMOTO選手にしんみりとシクロクロスって、ずいぶんメジャーになったよね」と言うと、しんちゃんも感慨深げに「うん・・・」と肯いていた。

昔からシクロクロスやってる人間からすると近年の盛り上がりは本当に嬉しい限りで、たくさんのお客さんに応援されるのが嬉しくて、アラフォーとかになっても皆やめられない。

本当にいつも応援有難う御座います。

 

で、いよいよスタート。

自分は2列目スタートだったんだけど、前の兼子選手が好スタートを切ったご相伴に与かり8番目くらいまでジャンプアップ。実は片足のペダルはまって無かったけど、せっかく良い位置に自転車突っ込んだのでそのままペダリング

ファーストラップは何名かの有力選手がメカトラで脱落していった。

シーズン序盤はメカの調整が万全じゃないからこう言うことがよくあるんだけど、自分のニューマシンは夏からしっかり準備していたし、諏訪GMが完璧にメンテしてくれてるからメカトラの心配が無い。ホントこう言う体制で走らせてもらえるのが有り難い。

 

けっこう良い位置に付けてこのままの勢いで2周目以降もバリバリ走っていきたいところだったけど、自分がイメージしている程、フィットネスレベルが上がって無いらしく、2周目からズルズル後退し始めた。

立て直しを図ろうとするけど、キープがやっとでペースアップまで行かない。

そんな感じで耐えるレース。ダメなのは分かってるけど、ダメなりに少しでもまとめておかないとポイントも取れないし、次戦に繋がらない。

いつもより明らかにペースが遅いけど、本人的には100%の力走。

出来るだけのことはやったけど、80%ルールに引っかかって完走ならず。

 

まさか、平坦のレースで80%ルールに引っかかるとは。

踏めてない厳しい現状を突き付けられました。

 

明るい材料はスタートが良かったことと、2週間前よりはだいぶマシになったこと。

これだけでもプラスに考えられるネタが有れば「さらに2週間後の白樺湖はもっと良い走りが出来るんじゃないか」と自分に言い聞かせられるのが救いです。

 

いよいよ始まってしまったJCXシリーズ戦。自分はここからコンディションを上げていくだけなので、とにかくやれることをやって次戦の白樺湖に臨みたいと思います。


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スタートはばっちり。あとはこの位置で最後まで行くことが目標(写真:岡元氏)