A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

幕張のナイトレースの秘密兵器(ブログに書いている時点で秘密ではないが…)

毎年、自分の中でけっこう重要レースに位置付けているのが幕張のナイトレース
弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLEMODE
です。
 
シクロクロス東京と同様に都市型のシクロクロスレース独特のお祭りムードも大好きだし、平坦だし、ナイトレースだし相性が良いレースです。
相性が良いと言いつつ、昨年は調子に乗って日中にクリテ走って撃沈。もうクリテとダブルエントリーはしないと心に誓いましたが、懲りずに別の何かとダブルエントリーしてます。。。
 
そんなスターライトクロスですが、最大の特徴は何と言ってもナイトレースであることですね。
自分としては通勤で真っ暗な多摩サイを走っているので暗闇は得意。自分の強みを最大限に活かしたい所です。
 
 
とは言え、
しっかり準備しないと、ナイトレースは戦えないです。
ナイター設備はあるものの、準備が甘いと暗闇に苦しめられることになります。
 
今年はナイトエンデューロも追加され、ナイトタイムを走る選手も増えることと思いますが、自分の安全のためにも、周りの走る選手のためにもライトはしっかり準備しましょう。
 
基本的にコースにはナイター設備が設置されて、ライトアップされています。それでも大会側も「ライトの装備を強く推奨します」と言うのは何故でしょうか。
 
それは設置されているライトは最低限の明かりだから。
ある程度コースの状態を把握できますが、細かいギャップ、小さい石、コーナーの先の状態など、速く、かつ安全に走るためのインフォメーションは充分に入ってきません。
この状態、凄くストレスフルなんですよ。
凄く神経使うし疲れるし見えない分スピード落とさないといけないしぶっちゃけ怖いし。
 
だからこそ、ナイトレースではとにかく明るいことが正義だと思っています。安村じゃないよ
 
じゃあ、どうやって明るくするか。
 
僕の場合、ハンドル部分とヘルメットの2カ所にライトを付けて完全武装します。
 
イメージ 1
備えあれば憂いなし。ライトはハンドルとヘルメットの二刀流(写真:佐々木氏)
 
 
昨年のスターライトクロスで言うと、ハンドル部分に小さいライト。
そして、ヘルメットに軽量かつ強力なキャットアイVOLT300を使用しました。
(※現行ではVOLT300からVOLT400に変わりましたよね。どちらにしてもこの辺のやつで)
 
ヘルメットにライトを付けるメリットはとても大きいです。
なにせシクロクロスなんで、担いでいる時も視線の先を照らすには、ヘルメットに着けたライトはとても有効です。あまり知られていないかも知れませんが、キャットアイではオプションパーツでヘルメット用のマウントがあるので、これを使わない手は無いです。



イメージ 2
担ぎの時はヘルメットに着けたライトがめちゃめちゃ有り難い(写真:伊藤氏)
 
 
そして、ハンドルに付けるライトはこれまた重要。
ヘルメットに比べて低い位置から照らすので、路面のギャップが際立つし、遠くまで照らせる。
また、ヘルメットライトとの合わせ技で2点から照らすことによって、影を減らして視認性が向上します。
だから、ハンドルにも強力なライトを付けたい。
 
そこでおすすめなのが、強力どころか、超強力なVOLT1600
自分も今年はナイトレースの秘密兵器としてこのVOLT1600を導入します。


イメージ 3
VOLT1600はマジで最強。このガンダム00みたいなツインドライブ的なフォルムがまたそそる


 
実際にどれくらい明るいかと言うと、VOLT400のハイモードをさらにもう1.5段階明るくした感じ。そして、もの凄く広範囲を照らしてくれます。だから、視線と連動しないハンドルにマウントするライトとしては超おすすめ。
 
ぶっちゃけ欲を言えば、ヘルメットもハンドルも両方VOLT1600にしたら最強だと思うのですが、重量が260gあり、さすがに担いだ時とかにヘルメットがぐらつきそうなのでやめておこうと思います。
その分、ヘルメットには軽量で視線の先をズバッと照らすVOLT400にすると言うのは凄く理にかなっていると思います。
ハンドルに付けると自転車の重量が260g増すわけですが、ここでは重量増よりも明るさ増量の方が正義です。
 
 
既にVOLT1600は通勤ライドでテスト済みですが、やっぱり明るさが際立ってますね。
そして、バッテリーも大容量でハイモードで3時間稼働するし、点滅なら60時間も稼働するので、一度充電するとめちゃめちゃ粘ってくれます。
 
サイクリングロードのように街灯がなく真っ暗な場所ではその性能を発揮し、本当に昼間と変わらない感覚で走れました。これは幕張のナイトレースに向けても期待が持てます。
 
とても良いライトなので、幕張が終わってもずっと通勤で使おうと思います。
と言うか、一度使うと手放せなくなります。
あとは本来の用途から外れるかも知れませんが、普通の懐中電灯としてもめちゃめちゃ重宝しますね。レース前日、夜な夜な車に荷物を積む時とか、室内で作業してるのと変わらないくらい快適です。
マジで素晴らしいライトです。
 
ただ1点注意としては、あまりに明るいので対向車の迷惑にならないように注意が必要な点。
多摩サイでも反対から来る自転車が眩しそうだったので、人がいる時は下向きにしたり、明るさを弱めた方が良いでしょう。
大丈夫です。それでも充分明るいから!