JCXシリーズ第2戦:信州シクロクロス・白樺湖大会
スタート直後の位置取り合戦であまり脚を使い過ぎると後がきつくなるので、全開ではやらない。
恐らく周りも同じ考えだったらしく、そんなに踏んでないのに、3列目からの割にはまずまずのポジションが取れた。
だいたい20番前後くらいの選手が団子になっていて、抜きつ抜かれつでパックなような、パックじゃないような感じで走る。この状態は結局最後まで続いた。
そんな密集度の薄いギリギリ完走ラインのパックを拓海が凄い勢いでぶち抜いていった。
拓海のあの踏み方、以前は最初の1周か2周しか持たない踏み方だったけど、どうやらそのまま最後までバリバリ踏みぬいて、けっこう良い順位でレースを終えたらしい。
すげ~成長だな。素晴らしい。見習わないといけないと思う。
そして、自分の方はと言うと、試走では呼吸がきつく感じたけど、実際走ってみると思った程でも無い。
全開で走っているから呼吸が苦しいのは平地でも高地でも一緒。それ以上のことは無かった。
正直、昔の霧ヶ峰とかは本当の酸素足りなくて苦しかったけど、そう言う感覚は無かったから、野辺山に向けて明るい材料になった。
コースがきつい分、周りも自分も我慢のレース。
だけど、周りにる選手は明らかに2週間前よりは強い選手ばかり。
またこの2週間でコンディションを上げられたんだなと実感した。
走っている感覚も、2週間前は途中で苦しくなって激ダレしたけど、今回は苦しいながらも最後まで身体はそれなりに動いてくれた。あとはもう1段も2段も上へペースアップを図りたい。
そして、手の届きそうな所に一方的にライバル視している3UPの合田さんたちを捕えながら、80%ルールに引っかかること無くラスト2周へ。
実は、茨城のJCX第1戦では最終周回は脚きりしなかったので、これで完走は確定したかと思った。
とは言え、目の前に勝てたら勝ちたい人たちがいるので気を抜かず踏む。
しかし、ラスト1周に入ろうとした時、なんと80%ルールに引っかかって降ろされてしまった。
どうやら、最終周回に80%ルールを適応するかどうかは厳密は取り決めが無いので、降ろされる時は降ろされるらしい。まあ、そう言う位置を走っている自分が悪いんだけど。
そんな感じで、コンディションは上がっているものの、またまた完走できず、厳しい闘いが続いております。
そして次のレースは今週末。
ここまではレース間のインターバルが2週間あり、それなりにしっかりトレーニングしてコンディションを上げてこれたけど、1週間となると昨日の疲れを取った後に僅かな期間だけきついトレーニングしてすぐに調整になってしまう。それでもやれるだけのことはやって今回よりも良いレースをしたいと思います。
そして次はグリバーさかえのUCIレース。
本来なら、ド平坦のUCIレースなので、今シーズン最もUCIポイントに近いレースだったのかも知れない。
だから、まだコンディションが上がり切っていないことを悔いてもしょうがないので、会心のレースをするべく準備をしたいと思います。