弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLEMODE
たまには表彰台とか乗ると気持ち良いよね(写真:酒井氏)
自転車通勤で夜間走行に慣れている自分としては、良い走りをしたい所でしたが、改めてテクニックの改善が急務だなと痛感する内容でした。
レースは近場で午後から。
と言うことで、午前中は諸々予定がビッシリ。
転戦続きで行けなかった歯医者に行ったり、
犬のトリミングのお迎え (お迎えから直接会場へ) に行ったり、
新品のシューズに装着するバイクフィットのスペーサーを当日に調達したり。。。
そして、都内で渋滞にハマり。
そして何とか会場に到着し、大量の荷物を抱えてアタフタしていたら、とても親切な女性が
「SNELの人ですね。荷物運びますよ」と声をかけてきてくれました。
試走時間ギリギリだったのでマジで助かりました。
もう、神かと思いましたよ!
本当に有難う御座います。
とは言え、走るからにはガチ大人げないって言わないで。。。
そして、僕以上にガチだったのが龍太郎。トップ独走なのに常にバリ踏み。アイツはメインレースに向けてクルーズすると言うことを知らない。誰か教えてあげて。
とか言いつつ。。。
自分の方はと言うと、最初のスティントで、MERIDAの竹内遼くんと出て行くタイミングがかぶってしまった。走る前に「エンデューロはウォームアップ程度に」と言っていたので、後ろに付いて一緒にクルーズする感じになるかと思ったけど、半周くらいしたら遼くんが前に出て微妙にペース上げ始めた。
あれ?火が付いちゃった?
本気踏みじゃないみたいだけど、とにかくコーナーの突込みが速いのなんのって。
コーナーの度に開くギャップを直線でマジ踏みして埋める。
もう完全にインターバルトレーニング状態になってヘロヘロ。
エンデューロは脚貯めながら走るはずだったのにとんだ誤算ですよ。
とは言え、メインレースに向けて、エンデューロ中に色々試せたのは良かったです。
強力ライトのVOLT1600があれば本当に昼間と変わらないラインで走れることも確認出来たし、そのお陰で、メインレースでタイヤは前後ビットリアのダイヤ目で行こうと言う判断も出来た。
(※当初は暗いから安全策で前輪はノーマルで行こうと思っていた)
そんなこんなで順調に進んだエンデューロレース。
大差を付けてラスト1周と言う段階になって、龍太郎が痛恨のパンク。
これはマジで焦った。
龍太郎はなかなか帰って来ないし、
2位を走る埼玉店長連合は坂手さんがマジ踏みで差を詰めてくるし。
しかし、パンクしたまま何とか龍太郎がピットまで帰ってきて、最後を自分が走って無事優勝。
良かった良かった。
そして次はいよいよメインのカテゴリー1
エンデューロで勝っても、やっぱりこっちでしっかり走れないとダメですからね。
ウォームアップはもう既に脚使った後なんで、クルクル回してクールダウンのようなウォームアップ。
お客さんも集まり盛り上がりは最高潮。
あ~、カテゴリー1で良かった。
でスタート
2列目だけど、光君の後ろだからスタートはバッチリなはずだった。
しかし、踏み出したら右側からものすごい勢いでハスられる。
落車はしないけど、かなり横からグインってきたのでスタートダッシュが上手くできず出遅れる。
「ったく、ハスったの誰だよ!」と思ったら拓海だった。。。
この写真、この光の感じが好き。因みにタイヤは前後ともビットリアのダイヤ目。完全ドライで周りがダイヤ目を使っているのだから、こちらもダイヤ目にしないとハンデを負うことになる(写真:岡元氏)
1周目は8番手くらいでバチバチと。
翌日のJCXの影響もあり、フルメンバーではないので、だいたい前を争うメンバーはこの辺りまでか。
しかし、意識的に開けていたギャップが、気が付くと少しずつ開いていく。
これはきっといかん方向のやつだ。。。
そして、案の定、速いパックからこぼれる。。。
ある程度のペースで淡々と走ることは出来るけど、そこからもう1段のペースアップが出来なかった(写真:井上氏)
そこからは淡々と。
前にいるPAXの慶徳くんを追いかける感じで。
VOLT1600ライトで視界も良いし、前後ともビットリアのダイヤ目タイヤにしたので、イーブンペースで走るのは楽。だけど、そこからもう1段上げようと思うと苦しい。
実は、同じところでエンデューロ中も落車したんだけど、懲りずにメインレースでもやってしまった。
やはり、落車って言うのは切羽詰まった局面でやるとダメージデカいですね。
落車自体の打撲は痛くないけど、転ぶ時に力んだせいで、腰が物凄く痛くなりはじめ、一気にペースダウン。
落車するとペース狂うから絶対やっちゃいけませんね。
そんな感じでラスト3周くらいの時に、一気に4~5人くらいに一気にパスされ、それでもペース戻せず、あえなく80%ルールに引っかかり終了。
落車もそうだったけど、途中でテクニックがないことを痛感する場面が多いレースでした。
ロード出身でテクが無いのは以前からの悩みで、少しずつ改善はしてきたものの、今よりもう1段上の走りをするには、やっぱりテクニックの向上が急務だなと感じました。
エンデューロの時に遼君の後ろに付いた時も思ったけど、小さい積み重ねで大きな差がついているなと。周りの選手と比べてテクニックが劣っているのは大きなハンデ。
フィジカルの向上も勿論重要だけど、速くなるために今やるべきことはテクニック面の向上であることはもう明白。
意識しただけでは何かが劇的に変わるわけじゃないけど、今後マキノ→野辺山→全日本と重要レースが続くので、テクニック面の問題は意識しながら走って改善していかないとダメですね。
一番盛り上がっていた「登れるか登れないかギリギリ」のセクション。レースが進むにつれて路面が削れて乗車しやすくなっているのは気付いていたけど、安全策で最後まで乗車にはチャレンジしなかった。そういうロスがタイム差と疲労を生んでいるので、改善していかないと厳しい(写真:酒井氏)
いや~、それにしても、今回はたくさんのご声援を頂き気持ち良かったです。
有難う御座います。
まだまだ改善して、次は気持ち良い走りをしたいと思うので、次戦も頑張ります。