A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

シクロクロスシーズンが終わってもやっぱりElgo Gripだな~

良いグローブの話。
イメージ 1


 
ロードでもグローブの良し悪しは感じるけど、オフロードだとより一層シビアにグローブの違いを感じる。
 
そもそもロードとオフロードではグローブの役割が違うんだろうけど(と、今年MTBレースデビューなのに偉そうに言ってみる・・・)
 
ロードの場合時間が長いから、ずっとハンドルをギュッと握り続けている訳では無く、リラックスして握っている。そう言うリラックスして巡航している時に、付け心地が自然な方が良い。
 
対してオフロードはハンドルをギュッと握っている割合がロードより高い。
しっかり握ってる感じが欲しいからフィット感高めのグローブは有り難い。
 
ちなみに、手のひらのパッドの厚さは初心者ほど厚手を好み上級者ほど薄手を好む
初心者の場合、体幹が出来上がってないからどうしてもハンドルに体重預けてしまうので、パッドが厚くないと手が痛くなる。自分も中学の時は少し乗っただけでも手のひらが真っ赤になったな。
 
対して上級者は薄手のパッドを好む。むしろ自然なフィーリングを求めて素手で走るくらいに。
とは言え、落車した時の安全性を考えると、素手に近い感覚で走れるパッドが薄手のグローブがBESTってことになるかな。
 
まあ、大ざっぱだけど、使う人によってグローブに求めるものはこんな感じで変化するんじゃないでしょうか。
 


ちなみに自分が最近MTBに乗る時に使っているのが、シクロクロスシーズンに使っているElgo Gripのグローブ。
実は、自分の場合、シクロクロス用に支給されたパーツやウェアはオフシーズンは極力使わないことにしているんです。
普段からヘビーユーズして経年劣化したり傷んでしまったら、肝心のシクロクロスレースでパフォーマンスを発揮できなかったらイヤだから。たぶん、そんな心配しなくても大丈夫なんだろうけど、根が貧乏性なので、大事なものは大切に取っておきたいタイプでして・・・。
 
けど、そんなこと度外視して、Elgo Gripはオフロード走る時にバンバン使ってます。
薄くて自然なフィーリングだし、滑り難さも完璧。数年前にシクロクロスシーズンに供給されてからずっと気に入ってるけど、MTB乗るようになったらいっそう手放せなくなりましたね。
割と自転車業界ではElgo Gripのグローブはマイナーかも知れないけど、かなりオススメですね。試す価値あり!
扱っている店舗が少ないのが残念ポイントだけど、なんとかしてGETしてみては如何でしょうか。
 
 
ちなみに、MTBレースでは夏でも安全のために指付きグローブするらしい(※現場を見たことがないのでらしいとしか言えない)
でも、これは凄く納得。オフロードは枝とかで手の甲切ったりするからね。
 
自分の場合、今年のシクロクロス東京のサンドスイッチエンデューロに出た際に、グローブ付けているとICチップの脱着がやり難いから素手で走っていたら、コーナーのイン側攻めた時に枝で怪我しました。グローブ付けなかった罰が当たったのでしょうか。
手って、地味に痛いし、やっちゃうとしばらく日常生活で不便するから、グローブはやっぱり着けるべきですね。


イメージ 2
グローブしてない時に限って手を怪我すると言うマーフィーの法則的な・・・(写真:酒井氏)