A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

野辺山シクロクロス

11/23(土)に野辺山シクロクロスに出場しました。

野辺山自体も重要レースだし、全日本選手権前の最後のレースなので、手応えのある走りをしたいところでした。


当日のコンディションは曇りながらも、野辺山としては暖かい感じ。
前日に雨が降ったものの、予想していたほどの泥ではなく、比較的イージーな路面状況。

試走した感じではタイヤをノーマルにするか、マッドにするか迷う感じだったけど、結局テクニカルセクションでのコーナーの安定性を重視してマッド用のVittoria Terreno WETを選択。結果的にテクニカルセクションのぬかるんだコーナーでアドバンテージを感じました。

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1周目からしっかり攻められるよう集中してスタートへ PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

 

 

レーススタート前、例年同様15時前後になると急激に気温が下がり風も出てきたので撥水仕様のBIORACERのレッグウォーマーを着用してスタートへ。
野辺山ともなるとUCIポイント持っていても4列目。例年スタートで苦戦するので「スタート!スタート!」と自分に言い聞かせてスタートへ。
所があんなに注意していたのに1周目で大苦戦。スタート自体を失敗したと言うより、ポジション争いの激しい中で思うように体が動かず、前回で踏んでるつもりだけど、フルもがきで上がってくる選手に抜かれる一方。

 

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1周目。あれだけ注意していたのに思うように体が動かない PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

 

2周目以降は身体が温まって来たのと、周りの状況が落ち着いたのものあり、ここから追走開始。
ただ、狭くてパッシングポイントが少ない野辺山のコースの中で思うようにペースが上げられない。

 

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2周目から追走開始 PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)


タイヤがマッチしていたのでテクニカルセクションは周りより速いように感じたものの直線が短くてなかなか全走者を抜かすことが出来ず。
タイムを稼げるセクションで前が詰まってしまうからなかなかペースも上がらず、短い直線でもがきながら抜かしていくから脚にも来るし、完全に悪いスパイラルに入る。特に40位前後まで上がってからは周りの選手もそれなりに速いのでコーナーで抜くことも出来ず、もう少し上げたいけど前の選手に付き合わされる時間が長くなる。やっと抜いてもピットでバイク交換するとまた順位が入れ替わったりして思うようにいかず。

 

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中盤以降は前走者のパッシングにも脚を使いなかなかペースが上がらず PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

 

完走ギリギリラインを走っているのは分かっていたので、もう一押ししたかったけど、結局80%ルールに引っかかりラスト1周に入ることが出来ず32位で終了。

最大の反省点は最初の一周目。
ウォームアップをしっかりやったつもりだけど、なかなかペースが上がらなかった。全日本に向けてはこの1周目のスピードにどう対応するか、短い時間だけど対策になるような練習をしないといけない。
中盤以降、周りのペースに付き合わされて上げられなったことも反省。もっと集中してプッシュしていけば、まだまだ上に上がれたはずなので攻め切れていなかったなと。

幕張から悪いレースが続いているまま、いよいよ次は全日本選手権
それでも残された時間でしっかりトレーニングして、集中してレースに臨むだけです。
さがえ以来の会心のレースを全日本で出来るように頑張ります。