自転車は数字が全てではない
少し前だけど、オーベスト&GSEWの練習会に2回参加させてもらった時の話。
確かに、平均ワットで判断するなら、きついインターバルトレーニングよりも、一定ペース走ってる方が数値が良いし、消費エネルギーで判断するなら、短時間で死ねる練習よりもLSDの方が数値が良い。
とは言え、
TSSだけでは語れないものがあるなと感じたのが2回行ったオーベスト練での出来事。
4月2日:
少しずつ暖かくなり、体も動くようになり、寒い時期に比べていく分か、登りも登れていたので、TSSは177.9
4月16日:
前回よりもさらに暖かくなり、登りも前回より少しは登れた。終わった後の出し切った感は前回以上で、ハードなトレーニングに身体が大きなダメージを受けているのが分かった。
こりゃ、前回よりTSS高いぞと思ってみたら
TSSは164.3・・・
なんてことだ。前回より8%ダウンしてる。。。
パラメータはこんな感じ
こっちが4/2のデータ
こっちが4/16のデータ
ほぼ同じコース。平均ワットは4/2の方が上。主観的にきつかったのは4/16
ちなみにトレーニング内容は淡々と走りながら、途中の登り4セットはガンガン千切り合い。
まあ、千切り合いに参加出来るほど登れないんだが。
山4本登った後、休憩を挟んで平坦区間でまた千切り合い。こっちの方は参加出来る感じ。
どんな動きをしていたのかグラフで見るとこんな感じ
4/2のグラフ
4/16のグラフ
登りはそれほど大差なく、平坦区間は4/2の方が何度も掛かってしんどかった感じ。
で、そう言うのも込々で、コンピュータは4/2の方がTSSが高いと言って、自分の感覚では4/16の方がしんどかった。
ひとつひとつの登りのデータを細かく見れば、また色々見付かるだろうけど、ラップ取ってないんで・・・。
それに登りと登りを繋ぐ区間がスローペースになれば、当然数値は悪くなるんだろうけど、そんなこんなも含めて4/16の方が俺にはしんどかった。
やはり、数値では単純に表せないものだな。