A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

東北シクロクロス・猪苗代湖天神浜(UCI2クラス)

111日は猪苗代湖UCIレースに出てきました。


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初めて来た猪苗代湖コース。湖の向こうに見える磐梯山を見て「あ~、昔スノボであのスキー場行ったな~」なんてノスタルジックに浸る余裕はレース中はない(写真:たんねん氏)
 

理想としては前日入りなのですが、まあ日帰りじゃないと色々厳しい事情もあり、当日早朝出発。

途中、事故渋滞で足止めを食らいながらも、何とか試走時間の終わりの方に到着。

早速走ってみるが、思っていた以上に砂要素が大きなコースだった。

 

このコース、浜の砂地区間が重要なポイントではあるものの、林区間の距離も長いので、セッティングどっちに振るかがポイントになる。

ただ、林区間もコーナーに砂が浮いている部分が多いので、今回は完全な砂仕様で、前後ダイヤ目1.6気圧でレースに臨むことにした。

 

がしかし、

 

試走中、周りの選手もダイヤ目を履いている選手が多かったのに、実際にスタート地点に現れた上位選手は殆どがノーマルタイヤ

やっちまった。。。

 

それでも、ダイヤ目の選手もいるので、自分もタイヤ目前後でスタート。

 

しかし、林のテクニカル区間で全然速く走れず、ずるずると後方へ。。。

2周で諦めてノーマルタイヤを履いたマシンにチェンジ。そこから追走。まあ、完全に出遅れております。。。

これは完全に自分の準備不足。自分の脚質とテクニックを考えると、やっぱり林区間重視にすべきだったのに、短時間の試走で完全に判断を見誤ったのが原因。

思えば、茨城の時もすぐにマシン変えて出遅れたし、スタート前の準備次第で防げるミスが続いている。これは大いに反省せねば。

 

一応、マシンチェンジ後は本人的にはペースを上げたつもり。かなり出遅れてしまっていたが、遥々猪苗代湖まで来て、序盤のミスでレースを諦める訳にもいかないし、JCXポイントを1ポイントでも多く稼がないといけない。


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マシンを交換し、林区間での出遅れを林区間で取り戻すべく攻める(写真:佐々木氏)
 

とは言え、勝手が違う砂のレース。そこまで劇的にはペースを上げられる訳でもなく、踏めるところを頑張って踏んで、一時は30位まで落とした順位を20位まで上げたけど、終盤は手が届きそうな位置にいる鬼形選手になかなか追いつかない。さすがにここから上の選手はそんなに簡単には捕まえられないんだな。。。

 

そして最後には光君たちにラップされ、マイナス1周の20位でレース終了。

 

唯一良かった点は、マシン交換後にある程度は立て直せたこと。あとは全てが反省点。

改善しないといけないことが沢山ありますが、改善すればまだまだ速くなれると思うので、次また頑張ります。

 

それにしても、最後の最後で抜かれた濱選手の砂の走り方は強烈だった。

テクニックもあるんだけど、最後は皆脚にきているのに、もの凄いパワーで乗車が難しい区間を走り抜けていった。あのフィジカルはハンパない。

自分も自分に出来ることをやって、少しでも彼らに近付かねば。

 

次戦は幕張のナイトクロス。昨年なかなか良い走りが出来て、自分にとっては相性の良いレースなので、見せ場を作れるように頑張ります。


いつも会場でムコ~!って応援して頂いて非常に嬉しく、力を頂いていますが、幕張の盛り上がりはまた独特で、お台場とも違う夜の変なテンションも好きで、そんな中でたくさんの人に声をかけて頂き、アドレナリンがいつもの倍くらい出ちゃう感じなので、ぜひ今週末は良いレースをしたいなと思います。