A-CAP店長(初代シクロクロス最速店長)ムコ 志は空よりも高く

東京あきる野市のA-CAP(AKIRUNO-Cycling Academy Project)の店長。ロード、シクロクロス、マウンテンバイクの3種目で最上級カテゴリーで戦った経験を活かし、情報発信をしております。自称「あきる野の狼」

湘南シクロクロス最終戦(今シーズン最後のAJOCCレースだよ)

週末は湘南シクロクロスの最終戦でした。
自分のミスで遅れる
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必死の追走で秒差の3
と言う、まるで2週間前の茨城のデジャヴのようなレースでした。
 
会場は平塚競輪場の近くのど平坦な特設コース。
ただ、同じ平坦の開成と比べると、色々といやらしいと言うか難易度が高い。
狭い敷地をクネクネ走るので、とにかくコーナー曲がってダッシュしての繰り返し。
踏みぬく直線があまり無い感じ。
おまけに砂利コーナーがナーバスだったり、藪を切り拓いた区間は石が見えなくて、注意してても踏んでしまったりと、なかなかいやらしいコース。
 
そんな状況だけど、普通にアップしたスタート地点へ。
3月だからだいぶ暖かくなったな~とか言いながらスタートに向かったが、なぜかスタート前に冷たい風がビュービュー吹いてきてめちゃめちゃ寒い
スタート地点に集まったのは3月だと言うのに、まだレースに出てるホントにシクロクロス好きだよね~と言う感じの選手とギャラリーな皆さま。このローカル感とちょっとゆるい感じがまた良い。
 
 
そして順調にスタート。
ほどなくして、ユーキャンの品ちゃんワコーズの山本イドムくん、そしてSHIDO安藤に自分の順当な感じの4人パックになり、ゆる~くレースは進んで行く。安藤が積極的に前を引き、自分はほぼ2番手ポジション。
サイクリングペースになり、完全に4人とも脚を貯めながらお見合いしている。
チャンスがあれば自分も仕掛けたいけど、きっかけが掴めない。


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無難に前の方でスタート。この後も順当なメンバーと順調にレースを進めたが・・・(写真:佐藤氏)



 
なんて言ってたらトラブル発生
 
やぶの石が見えにくい区間で、隠れた石にクリティカルヒットしてしまい、前輪がパンク。
4人パックから脱落。
 
早くピットでマシン交換したいが距離があり、前輪がパンクしているのでコーナーは超スロー。石が多いから直線区間もスロー。
おまけに大きな石で区切った段差があり、これまた最徐行で抜重しながらクリアする。
ビットリアのカーボンホイールはグラフェン使ってるからかなり強度高いけど、さすがにパンクした状態でこんな石にもろに突っ込んだらリムがいってしまう。
 
結局、ピットでマシン交換した時には先頭と40秒差が付いてしまった。
 
やっちまった~って感じだけど、茨城の時も良い追走が出来たので、今日も諦めずに追走してみる。
もちろん、パンク無しで無難に前の勝負に絡みたかったが、もうしょうがない。


イメージ 3
全戦の茨城に続いて、またもやミスで出遅れて必死の追走。



 
パンクしている間に抜かれた選手を抜き返し、残るは先頭パックだったあの3名。
 
見てみると先頭はバラバラになっていて、遙かかなたに品ちゃん、割とかなたにイドム、頑張れば追い付きそうな所に安藤と言う状況。とりあえず安藤を追う。安藤は走る前から腰が痛いとか言っていたから、余裕が無かったのだろう。
ラスト3周か4周で追いつき、1周かかってパス。
 
残すは2人。今度は2位のイドムに挑む。。。
 
だいぶ離れていたけど、明らかにタレて失速しているので、残り周回は少ないがやれるだけプッシュ。
そうしたら最終周回であれよあれよという間に手が届きそうな位置まで近付いた。これでワンミスでもすれば逆転出来るし、全開で踏めば追い付くかも知れない。
 
そんな感じで茨城の時と同じように、レースを面白くしつつ、結局届かず3位。
あの状況からの入賞は嬉しいけど、出来れば最後は2位か1位が欲しかった。。。
とは言え、今日も面白いレースが出来た。
最後のバトルは楽しかった。
 
 

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ラスト3周は激しい2~4位争い。3人ともゴール後に即死(写真:佐藤氏)

 
これにて2016-2017年シーズンは終了。
思い起こせば、盲腸の手術から間もないタイミングの9月に、AJOCCレースの開幕戦(茨城・七海中)からシーズンインして、AJOCCレースの最終戦まで半年。長いシーズンだった。苦戦したシーズンだったけど、最後の方は入賞もしたりして、良いイメージで来シーズンに繋げられました。
 
これから半年は、ロードとMTBでトレーニングして、来シーズンに向けて頑張ります。